中村祐介ブログAXIS|Yusuke Nakamura's Blog

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バーのマナー。カクテルの何を飲み、どう振る舞うか。

 先日、テレビの収録でノミカタリストとしてバーのマナーについて話す機会がありました。バーというといろいろありますが、いったんここではオーセンティックバーに絞ります。少しハードルが高いと思われるバーですが、レストランに行く前に軽く一杯呑んだり、食後に寄ったり、知っているととても使い勝手の良い場でもあります。たくさんの人に楽しんでもらいたいものです。

 ちなみに僕が最初にバーを体験したのは、渋谷の109ビルの8階にあったコレヒオ。(このお店のバーテンダーさんは大泉さんでそのご移転してコレオスになった。現在、閉店)。そこで呑んだのは、オールドグランダッドでした。まだ20歳になったばかりの僕は何が何だかわからないけど、かっこいいな、と思ったことだけは覚えています。あれからもう20年近くの時が経っています。

 コレヒオのバーの入り口は、ウェスタンドアだった覚えがあります。109ビルの中で、異彩を放っていました。当時は、今のような店の雰囲気ではなく、買い物につきあわされた大人の男性がバーでお酒を飲んでいました。

 いま、ほとんどのバーの扉は普通の扉でしょう。バーに入るものにとって、最初のハードルはこの入り口。扉でしょう。バーの扉は重たく、中を覗き見ることはできません。これは日常との境界線。バーの扉をあけると、そこは肩書きなどが消え、非日常の世界が待っています。

 入店は一見でも堂々と入りましょう。別に怖がる必要はありません。バーテンダーが、席を促してくれるか、自分で席を見つけて座る形になります。自分で座るなら真ん中がおすすめです。バーの全体が見渡せますし、バーテンダーの美しい所作も楽しめます。逆にバーテンダーに席をすすめられるときもあります。そのときは、その席に座りましょう。

 一杯目を何にするか。これはとても悩ましいものです。ちなみに僕は暑い時期はジントニックを飲みます。ジンとトニックウォーター、ライムというシンプルなカクテルですが、このジントニックが自分にとって美味しいと、そのバーのカクテルはたいがい美味しいです。

 バーの実力を図りたいのであれば、やはりジンベースのジンフィズがおすすめです。このカクテルもシンプルですが、バーテンダーに求められるスキルがてんこ盛りです。ジントニックにはないシェイクなどもあります。

 二杯目は、マティーニやギムレットなどもスタンダードカクテルとしておすすめの一杯です。マティーニは、それこそバーテンダーごとにアレンジが異なるといってもいいくらい、様々なマティーニがあります。寿司でいうと、コハダのようなものといっても過言ではありません。

 呑みながら、バーテンダーと会話をするのも楽しいものです。彼らはお酒やもてなしのプロですから、いろいろなお酒についてあれこれ教えてくれます。それがまた自分の知識へとつながり、また美味しいお酒を飲みたくなります。

 ちなみに、服装は男性ならスーツやジャケットスタイルが無難です。バーの雰囲気にも合いますし、女性と一緒であれば雰囲気の良さもあって評価があがることは間違いなしです。

 楽しい時間を過ごせるバーですが、あまり長居する場所ではありません。そもそも料理もあまりありませんし、席数も少ないことが多いです。ほかのお客さんがくることもあります。空気を読んで、会計をするといいでしょう。もし食前で食事をこのあと食べたいと思ったら、バーテンダーに聞いてみると近くの美味しいお店を知っていることも多々あります。だから僕は出張などで地方に行くと、よくバーで美味しいお店を聞いてみたりもします。予約を代わりにしてくれることもありますよ。

 カクテルのおかわりや、会計はわざわざ声をかけなくても良いです。目線や雰囲気でバーテンダーが声をかけてくるはずです。これができないバーテンダーであれば、それは失格です。バーテンダーとは、バーとテンダーの組み合わせ。つまりbarのtender(世話役)という意味です。

 とはいえ、会計のタイミングはむずかしい。そんなときは、クレジットカードのサインをするジェスチャーを見せましょう。万国共通でチェックを意味します(くれぐれも指でバッテンをするのはやめましょう)。

 会計は、街場のバーなら現金の方が喜ばれます。ホテルのバーはクレジットカードでも問題ないでしょう。まだバーに行ったことのない人、数回しか行ったことのない人も、ぜひバーを楽しんでみてください。ここで空気を読めるようになるのは、実は仕事にも活きてくるかもしれません。

中村祐介 • 2015/07/13


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