
カタール、ドーハ ヴィラジオモール視察(中東出張記-4)
「シティ・センター・ドーハ」に続いて視察したのは、ハリーファ国際スタジアム近くにできた運河の流れる巨大ショッピングモール「ヴィラジオ」。「セントレジス ドーハ」ホテルからタクシーで約30分ほどの場所に位置しており、スタジアム付近では建設中の建物が何棟も見え、2022年のFIFAワールドカップに向けて準備が着々と進んでいるようです。
このショッピングモールはイタリアのベネチアをモチーフにしています。どことなくお台場のヴィーナスフォートと同じ雰囲気を感じますね。
名物のモール内を流れる運河とゴンドラ。このゴンドラの料金は1人10QAR(約300円)で最大4名まで乗れる。1人のみの貸切で乗る場合は20QAR(約600円)だそうだ。モールの出入り口3番から入ったゴンドラ前の受付カウンターで申込みをしています。
モール内は画像の高級ブランドエリア、ショッピングエリア、レストランエリア、スケートリンク、映画館、カルフール、また見ることはできなかったが子供向けの遊園地のようなものもあり、こちらも一日中楽しめる設計になっています。Webサイトによると毎日平均して5万人が訪れているとか。3月21日は中東では母の日となっているようで、お店のあちこちに母の日のPOPを見かけました。
フードエリアへと進んでいくと、日本で行列が絶えないと話題のハンバーガーショップ「SHAKE SHACK」(上の写真、右側)を発見。この後訪れたアブダビやドバイでも主要モールの中でよく見かけたが、こちらでは進出から年月が経っているのかお店はどこも空いていました。僕はハンバーガーに特別に思い入れはないのだけれど、せっかくなので記念に食べてみることにしました。
注文したのはShackBurgerのシングルでお値段は25QAR(約770円)、フライ(約400円)はみんなでつまみました。バーガー単品の日本での税抜き価格は680円なので若干高めだ。日本での味はやはり多少ローカリゼーションされているのでしょうか。機会があったら食べて比較してみようと思います。
フランスのパン屋PAULはお昼時にとても賑わっていました。
このモールを訪れたのは平日の昼間でしたが、男性たちはカンドゥーラを着てカフェでスイーツとコーヒーを楽しんでいました。こうした光景も中東ならではで新鮮。このモールだけに限らず、行き交う人々は家族や友人たちとお喋りに勤しむか、電話で話しているか、スマホをいじっている……。この情景は世界共通。そうしたニーズに応えるように、モールの中には各携帯対応の充電ボックスもありました。
次の予定もあるので長居はできませんでしたが、このショッピングモールもご多分に漏れずとにかく大きい。帰りのタクシーをハイヤーしている場合は、降車の際に出入り口の番号を確認しておき、この同じ番号の場所に来てくれるよう伝えておくとスムーズです。
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